株式会社シグマ、33年目の提言。
昭和63年に創業した有限会社シグマは、建設コンサルタント会社として「より安全で暮らしやすい場所」を目指して宮古島に住む人と土地に携わり、一つ一つの仕事に対して誠実に取り組んできました。
創業から33年目を迎える2020年、社名を「株式会社シグマ」へ改めると同時に新たに社長に佐和田はるかを迎え
「人財共育」と「AIを活用した基盤づくり」を軸にした2つの新規事業を本格的に展開していきます。
「人財共育」
宮古島で暮らす人たちや将来を担う若者が、単に教え、教えられるだけではなく「共」に「育つ」ことを目標にした事業を実施します。次々と訪れる時代の変化を乗り切る未来の力を育むため、お互いに刺激しあいながら成長し、責任感を持って地域に積極的に関わる「人」という財産を築き上げることを目指します。
新規事業の一環として、新社長は自治体が主催する会議やワークショップに「ファシリテーター」として参加しており、表には中々出すことができない「参加者の隠れた本音」を引き出し、より活発な議論を促し、宮古島の未来へのビジョン作りの手伝いをしています。また、将来を担う若者に向けての学校での授業や講演も積極的に行っています。
「AIを活用した基盤づくり」
集めた情報を解析し「ナレッジ=知識・知恵」を提案するという「AIを搭載したシステム」を今年度から新たに導入しました。これは前社長(現会長)の佐和田惠利が危惧していた「熟練技術者の優れた知恵と技術が引退とともに失われている」という現状と「働き手が減りつつある」現状への対策であると同時に、シグマが取り組む新事業の一部でもあります。
ゆくゆくは地域独自の文化・芸能の継承をはじめ、社内外の様々な場で「AIシステム」を活かせるのではないかと考えています。地域に根ざした文化や知恵は、歴史が積み重ねてきた宝であり宮古島独自のアクションを起こすための力強い基盤でもあります。AI技術を使い、多様性を守りながら可能性を広げることができる未来を目指します。